『マッドサイエンティストの手帳』526

●マッドサイエンティスト日記(2012年4月後半)


主な事件
 ・大阪←→播州龍野いたりきたり
 ・太市たけのこ祭り(21日)
 ・JAZZ AT CHURCH 2012 (22日)


4月16日(月) 穴蔵/ロボラボ
 定刻4時に起床。
 朝5時に、まい泉のカツサンド。昨日専属料理人が買ってきたもの。うーん、ビールが飲みたい。むろん我慢するけど。
 朝は野菜サンドの方がいいなあ。
 穴蔵にて雑事。
 昼前に梅田のロボラボへ行く。
 SF関係は林譲治さんとおれ。
 まだどうなるかわからないが、ロボット・SFと、ある地域振興イベントとの連動案について話を聞く。
 こうした企画については、小松左京事務所で(花博がメインだったが)色々と見聞してきたが、SFに期待されていることがあるのは喜ばしい限りだ。
 ちょっと旅してみたくなってきた。
 本日、昼飯は抜き。
 午後、某所にて某チェックを受ける。
 まあ、こんなものであろう。
 梅田をウロウロして夕刻帰館。
 ということで、夜は専属料理人の並べた粗食(健康食とも申せましょう)にてビールほんの少しばかり。
 参考までに粗食のメニュー。
 ヤッコ、大根と豚肉のたいたんの妖女、鯖みりん焼き、大根菜っぱとチリメンを炒めたんなどで、ごはん少しと味噌汁。
 本を読みつつ早寝。

4月17日(火) 穴蔵
 終日穴蔵。
 ボケーーーーーーッと過ごす。
 昨日から1ヶ月間、穴蔵の「真上の部屋」と「斜め下の部屋」でリフォーム工事がある。
 播州龍野の別荘へ避難のつもりでいたが、昨日・今日は意外に静かである。
 よって、本を読んでいたら、1日が終わった。
 寝る。

4月18日(水) 穴蔵/ウロウロ
 天気晴朗なり。
 終日穴蔵……のつもりだったが、集合住宅のリフォーム工事音、昼前から「斜め下」で木工音が響き出す。
 3時間ほど梅田ウロウロ。
 新梅田食道街の「とり平」が先月閉店、鶏の小皿を出すワインバーに変わった。
 
 おれが立ち食いうどんランキングで★をつけている店の閉店は初めてではないか。
 寂しい限りだ。
 ということで、「ランキング」の修正など。
 夜は例によって、粗食(健康食とも申せましょう)にてビールを少しばかり。
 早寝するのである。

4月19日(木) 穴蔵/昼ワイン
 春というよりも、初夏の雰囲気であった。
 終日穴蔵……のつもりだったが、集合住宅のリフォーム工事音、朝9時から「斜め下」で木工音が響き出す。
 10時になったら、梅田へ映画(「ドライブ」上映中)を見に行こうと思っていたら、友ありパリから帰ってきたという連絡、また楽しからずや。
 昼前に梅田のスタバ、ランチでもと、ドリンクバーにワインがある店で千円ランチ。
 いかんなあ、ハーフボトル分くらいを飲んでしまった。
 「ドライブ」は来週にして、14時頃に帰館。
 幸い、午後は工事音なし。
 2時間ほど午睡。
 静かな午後である。
 ということで、夜は粗食(健康食とも申せましょう)にて、またもワインをほんの少しばかり。
 
 インコのPiPiも静かなもの。
 午前中だけが騒がしい1日であった。
 早寝。

4月20日(金) 大阪→播州龍野
 小雨のなか、早朝の電車で播州龍野へ移動する。
 10日ぶりに来てみると、家の周囲の雰囲気が一変。
 桜は散り、白木蓮も散って、新緑に変わりはじめ、庭先では、山吹(黄)と木瓜(赤)が咲き、紫木蓮が開花しはじめている。
  *
 来週あたりに牡丹が咲きそうな。
 昨年から世話らしいことは何もしていないが、開花のサイクルは変わらないのであった。
 雑事色々。
 産経新聞によれば、北朝鮮の「デブ息子その3」の指示が場当たり的で国民が疲弊、「小金ちゃん時代の方がましだった」の声。
 国民の移動を厳しく制限したため、いままで密輸を見逃してワイロをとっていた公安警察までが「困窮」しているとか。
 金ちゃん100年に合わせて100品目の配給を期待していたら、お粗末な配給品しかなく「たったこれだけ」の声が漏れたという。
 まさにキタの国民の嘆き・うめき(moaning)が伝わってくる。
 「タッタコレダケカーイナ」←これ「モーニン」のメロディで音読してくれたまえ。
 ジャズメンがギャラの安さを嘆くフレーズである。
 
 ということで、本日は、「サンジェルマンのジャズメッセンジャーズ」を流しつつ、今年初めての「盛岡冷麺」で「神の河」ロック。
 よろしいなあ、冷麺。
 キタ諸君、せいぜい頑張ってくれたまえ。としかいえない。
 小金ちゃんの無惨な末路を見たかったがなあ。3大独裁者の残り2つは因果と達者?だけど。
 早寝。

4月21日(土) 播州龍野→大阪/太市たけのこ祭り
 天気予報では「下り坂」ということだったが、晴れて、汗ばみそうな陽気。
 本竜野11時過ぎのキハ122系に乗り、つぎの「太市」で降りる。
 姫新線には半世紀以上乗っているが、この駅に降りるのは2、3度目ではないか。
 駅の近くで開催されている太市たけのこ祭りに寄る。
 結構な人出である。
 天ぷらの試食とか「筍ごはん」引き替えコーナーなどは長い列で、イラチのおれは断念。
 直販所に直行する。
 朝掘りたけのこが、軽トラで続々と搬入されてくる。
  *
 特販の袋売りのは、(たぶん)通販で1,300円/kgのところ1,000円/kgくらいのようである。
 自宅用以外にも頼まれた分があって、約6キロをぶら下げて、太市から姫路へ移動。
 姫路から山電〜阪急と乗り継ぎ、夙川で改札越しに、西宮在住の身内に2kgを手渡す。
 約4kgをぶら下げて、15時前に帰館。
 専属料理人がさっそく「金盥」みたいな鍋を取り出し、糠を出してきたり、唐辛子を探したり、タワシでこすったり、切れ目を入れたり、下茹での準備を開始する。
 ただし、この時間からでは、本日の晩酌には間に合わない。
 ということで、夜は粗食(健康食とも申せましょう)にてビールと焼酎水割り、いと少なしを。
 参考までに粗食のメニュー。
 もずく・おくらの小鉢、ほうれん草お浸し、レンコン・薩摩芋・桜エビ掻き揚げ・空豆などの天ぷらなど。
 早寝するのである。

4月22日(日) JAZZ AT CHURCH 2012(島之内教会)
 朝だ。小雨が降っている。浅田小飴だ。そんなのないか。
 午後、地下鉄で心斎橋へ。
 昨年に引き続き、今年も島之内教会で「JAZZ AT CHURCH 2012」開催である。
 専属料理人は受付の手伝いなどあり、先に行っており、おれは受付交代要員として、ちょっと遅れていく。
 おれの目当てはクラリネットの加藤平祐さんである。
 15時30分頃から、2階の副調的スペースで、本日の目玉「Heisuke & Junnnichi Jazz Band」を聴く。
 このバンドは今年のNEW YEAR JAZZ PARTYで加藤さんのために編成されたバンドの再演である。
  *
 加藤平祐(cl)と秋定暢(tb)の2ホーンのバックを川合純一(bj)さんらリズム陣が支える編成で、これはたまらなくいい。
 残り少ないわが人生のニューオリンズ・クラを保証してくれる逸材であることを再確認。
 「Heisuke Band」が今後も常連バンドとして活躍してほしいものである。
 最後のラスカルズとナインティ・ウエスト(ここでも加藤平祐さんが参加)は空いてきた1階席で聴く。
  *
 最後は例によって、盛大にマーチング・バンドの演奏で終了した。
 会場にはおなじみの顔ぶれ。おお、とべくまさん今年も。
 まっすぐ帰館……のつもりであったが、専属料理人がいうに、これから帰って「タケノコごはん」の準備をしても、夕食は遅くなってしまうと。
 それならと、心斎橋手前の「明治軒」へ入ったら、おなじみODJC2組と隣席となった。
 考えることは皆同じ。
 とういことで、串カツ、牛タタキ、トマトサラダなどでビール、オムライスでワインを少し。
 帰館。
 早寝するのである。

4月23日(月) 穴蔵/ウロウロ
 明け方までの雨がやみ、夜明けには少し光が差し、9時頃には急速に晴れてきた。
 アタマは晴れ上がらず、ボケーーーッとしている。
 朝のラッシュが終わった頃に、歩いて梅田、桜橋の某所へ。
 待合室にいたら、窓口の女性が、わが知人の名を呼ぶ。
 おや、ボンサラ時代の先輩Tさんではないか!
 2年前に京都で一献以来だ。
 「何ですねん、こんな場所で?」
 (いっとくけど、ソープランドの待合室で顔を合わせたわけじゃないよ)
 聞けば、似たような事情で、経過はよく、今は3月に1度の検査だけらしい。
 お互い、歳ですなあという話になる。
 ただし、禁酒を申し渡されているわけではなく、近いうち一献ということになった。
 で、おれは。
 調査対象について、「おお、症状は全部消えてますね」ということである。「**(ややこしきこと)は必要ないでしょう」
 無罪放免ではないが、念のため1ヶ月後にまた会いましょうということで終わる。
 五月晴れ(に見える)の空の下をスキップしつつ帰館。
 午後は穴蔵にて、少しは仕事もするのであった、いと少なしを。
 ということで、夜は専属料理人の並べた粗食ならざるメニュー(しかし健康食でもある)にて一献。
 鰹タタキ、ヤッコなどと「太市のタケノコ」中心メニューである。
  
 若竹煮と穂先の酢みそ和えで、ビール、安酒のぬる燗。
 うーん「呉春」大吟醸の冷酒がほしいところだが、本日、贅沢はいうまい。
 
 筍ごはんと吸い物で仕上げとする。
 「太市たけのこ組合」に栄光あれ。

4月24日(火) 穴蔵/「ドライブ」
 快晴である。
 体調すこぶるよろしい。
 張り切って雑事を片づける。
 ついでに穴蔵の「冬物」をクリーニングに出し、久しぶりに掃除機をかける。
 10時過ぎに出て梅田へ歩く。
 梅田ブルグでの『ドライブ』上映が27日までらしいので、本日の昼間「会社をさぼって」見に行くことにする。
 「会社をさぼる」というのは、タイムマシン製造業の社長として、電話連絡がつかなくなることをいう。
 ふだん梅田をウロウロして時はいつでも連絡可だが、映画館と病院では携帯をマナーモードにする。
 ということで、本日のサボリ時間は11:20〜13:10。
 昼休み(1時間)を除けば、さぼったのは実質50分だらかね。
 『ドライブ』……B級の秀作。
 寡黙なドライバー男(自動車修理工/たまにカーアクションのスタントマン/たまに強盗の「逃がし屋」ドライバー)と子持ち女のプラトニック・ラブ。
 女の旦那がムショから出てきてから、マフィアと関わらざるを得なくなる……。
 昔の「健さんと倍賞千恵子」かな。
 ライアン・ゴズリングは高倉健に及ばず、キャリー・マリガンは倍賞千恵子よりもケタ違いに可愛い。
 「運命の人」の真木よう子といい「ドライバー」のキャリー・マリガンといい、おれの好みの女がわかってくるなあ。
 どうでもいいけど、梅田ブルグの客は7人であった。
 昼過ぎ、かっぱ横町の「つるまる」で「ぶっかけ」を食べて帰館。
 と、帰路、茶屋町アプローズの交差点で、先方から歩いてきた(梅田へ買い物に行くらしい)専属料理人とすれ違う。
 すれ違う時に「うどん食べたの?」
 なぜわかるのか?!
 後で訊いても「なんとなく」である。
 悪いことやったら、たちまちバレるのだろうなあ。
 午後はマジメに仕事をする。いと少なしを。
 ということで、夜は、粗食ならざる(しかし豪華でもなし)メニューにて、ビール、ワインを少し。
 
 参考までに本日のメニュー。
 牛肉と筍の炒めたん、トマトサラダ、ゴルゴンゾーラなんたらチーズと生クリームに太市タケノコのパスタなど。
 本日も「太市たけのこ組合」に栄光あれ。
 早寝するのである。

4月25日(水) 穴蔵/ウロウロ
 快晴なのであった。
 が、黄砂襲来。薄曇りの様相。
 密閉状態の穴蔵にて、少しは仕事もするのであった。
 昼前に地下鉄で淀屋橋へ。
 おなじみメンバー5人で「小松師匠追悼イベント」の打合せ、45分ほど。
 あと、旧勤務先の本町まで歩く。
 旧知の某事務所にちょっと寄り、ランチタイムが過ぎた旧知の某店にて軽く昼ビール。
 本町界隈、閑散としてきた印象である。
 「旧知の某店」の旧知の女将さん(といっても、おれより若い)曰く、「夜に退職間際の飲み会場のためにやってるようなもんや。OBも時々来はるし」
 閉店して隠居してもいいが、急に老け込みそうだから、トントンなら営業しとこか、ということらしい。
 いいではないか。
 午後はまた穴蔵。
 夜は専属料理人が、温野菜、白身ムニエルなどに加えて「タケノコの天ぷら」を並べる。
 
 安い白ワインを少しばかり。
 本日……
・週刊文春を10分ほどコンビニで立ち読み。
 週刊文春は編集長が替わってから「やる気を出している」(花田説)というが、そう変わらないなあ。
 トップの「驚愕スクープ」という『小沢一郎に隠し子がいた!』は、去年の「小沢一郎研究」(別冊新潮45)にあった記事の二番煎じではないか。明日「無罪判決」が出た場合に備えてのネガティブ・キャンペーンらしい。小沢一郎という政治家が好きか嫌いか(おれは大嫌いである)という問題とは別であろう。おれは小沢よりも検察の方が恐ろしい。
 週刊文春、巻頭の「原色美女図鑑」という何の意味もない無駄グラビアといい、変わった気配は感じられんぞ。だからむろん買わない。コンビニではお茶とのど飴を買う。
 明日の判決が楽しみだ。
・龍野行きの予定、少し迷う。
 明日から播州龍野の予定(ちょっとした工事の立ち会い)であったが、予定が決まらないのである。
 4月30日がスプリング8の施設公開である。SACLA(X線自由電子レーザー施設)が見学できるから、行くつもりでいるのだが。
 工事の行程と連休との調整がつかない。
 困ったものだ。
 とりあえず寝る。

4月26日(木) 穴蔵
 朝だ。小雨が降っている。昨日の黄砂を洗い流すほどではなし。
 播州龍野行きは見合わせ。
 朝から断続的にテレビ中継を見る。
 午前10時に「小沢無罪」の報道。
 まあ、そんなものであろう。
 30分もしないうちに「野党」が「説明責任」云々と言い出したのでテレビを切る。
 法廷以上の「説明」がなされるはずはなかろうが。わかってるくせによ。
 バカのひとつ覚えを繰り返し聞かされるほどの苦痛はない。政治家に限らずだけど。
 あとは終日ボケーーーッと過ごす。
 en-taxiを読む。
 橋口幸子さんの「こんこん狐に誘われて」が面白い。
 ということで、夜は粗食(健康食とも申せましょう)にてビールを少し。
 野菜がやたら多いね。

4月27日(金) 穴蔵
 快晴である。
 黄砂もなし。
 穴蔵を夏モードへ模様替え。即ち、やっとコタツを片づけて掃除機をかける。
 靴下をはかずに過ごすのは今年初めてである。
 部屋がすっきりしたところで、静かに仕事をと思ったところに、本日は上階のリフォーム工事音がちとうるさい。
 午後、2時間ほど散歩。
 
 横の公園、樫がこの数日で見事な新緑に入れ替わった。
 わが頭髪もこんな風にいかんものかねえ。
 ちょっと面白い企画の打診があり。
 小松師匠1周忌企画である。こちらとの連携もあるなあ。
 ということで、夜は粗食(健康食とも申せましょう)にてビール、黒糖焼酎「奄美の隠し酒」ロックを少しばかり……のはずが、1/4ほど残っていた瓶をカラにする。
 参考までに粗食のメニュー。
 本日は珍しく韓国系で、ヤッコ、チヂミ、豚キムチ、コチジャン味の大量サラダなど。

4月28日(土) 穴蔵/ウロウロ
 快晴である。
 穴蔵にて、少しは仕事をと机に向かうが、気分が乗らない。
 先日来、肩凝りが苦痛なのだが、本日、特にひどい。
 少し動いた方が健康的だろうと、昼前から専属料理人と梅田に出かける。特に用事があるわけでもないのだが。
 日差し強し。
 日陰を選んで歩き、お初天神へ。
 昼は瓢亭で夕霧そば。
 
 おいしゅうございました。アキラはもう書けません。
 などと愚考しつつ、デパ地下へ行くという専属料理人と別れて、丸善&ジュンク堂経由、ひとり帰館。
 なぜか(黄砂のせいではあるまい)喉の調子が悪くなり、やたら咳が出る。
 食欲なし。
 夜はビール1缶、ヤッコ、しらすおろし。肉類は明日に送る。
 専属料理人改め専属按摩に肩を揉んでもらい、ちょっと気分回復。
 早寝することに。
 明日から播州龍野行きの予定だが、体調次第だな。

4月29日(日) 穴蔵
 朝7時まで、10時間寝る。眠り断続的で、実質的な睡眠時間は4時間ほどか。
 体力は少し回復。
 が、とても出歩く気分にはならない。
 龍野行きはやめる。
 30日のスプリング8見学も今年は断念する。
 この気分でクルマの運転は危険だからなあ。
 ……と思ったところに、関越自動車道で深夜バスが防音壁に激突のニュース。
 うーん。
 連休明けに昼特急に乗るつもりでいたのだが……
 「昼」と「夜行」はちがうし、路線バスとツアーバスのちがいもあろうが。
 おや、7:30から「遠くへ行きたい」に夢枕獏さんが登場。旅先は仁淀川。天然うなぎが結構いるんだなあ。
 体力回復のために鰻でも食いにいくか……などと愚考しつつ、終日穴蔵。
 食欲もあまり戻らず。
 室温27℃。
 終日穴蔵。寝転がって本を読み、半分うたた寝しているうちに夕刻となる。
 「小松左京マガジン」第45巻。
 乙部さんが支払伝票を手がかりに「発掘」した小松さんの匿名記事は注目に値する。
 1961年7月21日・産経新聞の「純文学とSF」というコラム。
 なんとアルジス・バドリス「無頼の月」SFマガジン61年8月号の連載第1回について触れてあるのだ。これが……おれが読んだのは半世紀前だから、こちらも記憶が不確かだが、読み方のレベルがまるで違うのだ。
 再読したいが掲載誌(SFマガジンの連載/しかし本にはなってない)は播州龍野の書庫。
 体調が戻れば行くことにしよう。
 ま、パソコンに向かってキーを叩くくらいの体力はあるわけだし。
 本日の歩数計、久しぶりに0歩。

4月30日(月) 穴蔵
 午前3時前に起床……というか、一昨日の夜から寝転がって読書と仮眠の繰り返し。
 熱はないが、咳と鼻水。喉が痛く、体だるし。
 風邪の一種であろう。
 1時間ほど本を読む。
 目が疲れて、自然に30分ほど仮眠。
 ちょっと起きて、トイレ、食事少し、しばらくパソコンに向かうが、すぐ横になる。
 田村隆一スタイル(つまりパジャマのまま)で、このパターンをもう50時間以上繰り返している。
 そのまま4月が終わり、5月になってしまった。

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