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3月21日(火) 穴蔵
春分の日である。休日で、出歩く気分になれず。
(春分、夏至、秋分、冬至には、好天なら淀川堤で陽の沈む位置を定点観測するのが習慣だったが、3年前から不規則、2年前から左岸線工事でできなくなった。)
曇天、午後は微雨。
終日穴蔵にあり。
コタツで本を読んで過ごす。2冊。対照的な作品で、ともに圧倒的。これについては後日に。
たちまち夕刻。
晩酌時、岸田がウクライナ訪問、キーウへ着いたことを知る。インドからの「電撃的訪問」……なかなかやるではないか。
ただ、ニュース追っかけるほどでもなし。早寝させていただく。
3月20日(月) 穴蔵
晴。暖。爽快。
朝、近所の某院(眼科系)へ。
白内障の手術から3ヶ月、諸検査あり、本日で終了となる。
両眼の視力は揃っており、乱視もなし、ただし新聞や本を読むのに「老眼鏡」は必要で、これについても有益なアドバイスをいただく。
ともかく、身辺の煩わしいことは終了した。
祝いを兼ねて、昼はタコ焼きでビール一杯。
午後、近所を散歩。
横の公園でテレビの収録をやっていた。毎日放送であろう。
これはたぶん「ミルクボーイ」という連中と思う。
このふたり、3年前に居酒屋で唾液の飛沫を料理の上に盛大にまき散らしたやつらである。
CMだから悪いのはスポンサーだが、出演者にも責任はある。ちょっと考えればわかるだろう。
これ以来、わたくしはこの連中がテレビに出てきたら目を背ける。
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公園のトラも呆れた顔で見ておった。
3月19日(日) 穴蔵/梅田峠
晴。暖。爽快な天気である。
昼、外出。専任料理人のお伴でスーパーまで。重量物(液体系)のポーター役を務める。
任務は帰路の運搬だけなので、その前に梅田貨物線(JR東海道支線)に沿って歩く。
3月18日にうめきた新駅がオープンしてから、走行車両が増えた。
はるか、くろしおに、おおさか東線が新大阪から延長され、上下合わせて1時間8本が加わった。貨物列車も増えた気がする。
5分もしないうちに何かが通過していく感じだ。
面白いのは貨物列車で、最後尾にも機関車が繋がれて、後ろから押していく。
先頭とどう連動しているのか。運転、難しいのではないか。
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貨物線の豊崎側から地下(うめきた)へ潜る勾配は23.5パーミル(1000メートルで23.5メートル)で、福島側よりも急。
貨物列車は最後部にも補助機関車(後補機)を連結している。
鉄諸君はこの急勾配を「梅田峠」と呼んでいるらしい。
しかし……峠は上って頂点を越えて下るもので、地下へ潜ってまた上るのは逆ではないか。
峠の対義語はないのか……と調べてみるが、ないなあ。「逆峠」とでもいうか。峠の「つくり」の上下を入れ替えればいいのだろうか。
・ガーシー、プーチンに続いてトランプに逮捕状? これはよくわからん。トランプ本人が「逮捕される」「抗議行動を起こせ」と騒ぎ出したらしい。
相変わらず人騒がせな男だ。3人揃って逮捕になれば面白いけど。
3月18日(土) 穴蔵/zoomランチ
朝だ。雨が降っている。城東区……じゃなかった常套句。浅田飴だ。
終日穴蔵。
出歩くことなく、ボケーーーーッと過ごす。痴呆状態がかなり進行してきた。
昼、専任料理人が唐揚げや出し巻き、色々小鉢のパレットなどを穴蔵に運んできた。
昨日のきさらぎ漬も。
長男ファミリー(犬も勘定に入れます)とzoomランチを開催する。
向こうはヤキトリや鉄火巻きなど。好みは似たようなもの。
雑談。
関東(新横浜〜渋谷)も関西(うめきた)も、本日から新線開通、近いけどあまり関係ない、とか。
ガーシーとプーチンに逮捕状(ガーシーは警視庁、プーチンは国際刑事裁判所)、格がちがうなあ、とか。
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こちらの公園の猫とあちらの居眠り犬のちがい、とか。
1時間ほど、らちもない話をしつつビール、安酒一献。
あとは昼寝。
いい休日である。
※本ページでの身内の呼称について。
このページでは、
・うちの息子を「ボンクラ息子」と書いてきた。これは謙譲語のつもりで、「愚息」と呼ぶのに抵抗があったからである。
しかし、20代ならともかく、40歳を超えた子息にボンクラは、やはりまずいだろう。しかし「孝行息子」と書くのも照れくさい。
で、これからは普通に「長男」「次男」と表記させていただきます。
・妻というか家内というか配偶者というか、そういう存在については「専属料理人」と表記してきた。これも謙譲語のつもりで「愚妻」には抵抗があった。…家庭内のことはこまめにやってくれ、特に料理が好きで、若い人を集めて料理教室もやってた。そのうち誰それが「パスタの店なんかやったらいい」などと言い出し、そんなこと始められたらたいへんだから、おれの専属料理人でいてくれと申し渡した。それ以来、専属料理人と表記している。
専属料理人という名称は小金ちゃんの料理人・藤本健二の代名詞だったが、小金ちゃん没し金三胖になって10年以上、あまりシャレが通用しなくなった。まあそんな事情で、これからは「専任料理人」と表記させていただきます。
・ついでに自分のこと。本ページでは一人称として「おれ」「私」「やつがれ」などばらばらに使ってきたが、年齢もあり、最近は「わたくし」に統一している。これは断腸亭のおっさんに倣ったもので、今後はこれで行こうと思う。「わたくし」は小説での表記。断腸亭日乗では「余」で、これは鴎外に倣ったものらしいが、わたくしはさすがにそこまではできず。
……と、どうでもいいことを書かせていただきました。
3月17日(金) KLL例会
薄曇りの日である。
昼前に出て県境を越境、阪急で三宮へ。
神戸文芸ラボ(KLL)の例会である。
エッセイ、小説、今回は戯曲(!)も。雑談含めて3時間あまりの合評会である。
面白い作品が揃って話題が尽きない(半分以上は作品から脱線した雑談だが、創作のヒントとしては有益)が省略。
注目はKさんの戯曲である。
舞台は日本列島と大陸の間にある農村らしい架空の土地?で日本の植民地らしい。
時代は1930年代と近未来が融合された時代 ?
原発事故で汚染した日本から移住した一家は、そこで種苗農家を営んでいる。日本の伝統野菜を育てようとしているのだが、奇妙な女性が入り込み、不気味な男が周辺に出没し……本国を失った日本人の植民地は連合国に囲まれ、やがて戦火のにおいが漂いはじめる。
わたくしは満州国を連想するが、沖縄という人もおり、台湾説も出る。背後には上海の雰囲気もある(狂言回しで出てくる老手品師の場面にジャズが流れる)。
この舞台設定が議論の中心になったが、場所を特定しないのは作者の狙いのひとつらしい。
まだ第1稿で、意見を参考にまだまだ改稿していくという。
戯曲では実績のある作者だから、ぜひとも舞台を期待したい。
夕刻、阪急で県境を逆越境、十三で途中下車して、丹波できさらぎ漬を買って帰る。
明日、身内とzoomランチということになったので、これで一杯やりながら……の予定。
3月16日(木) 某院/穴蔵
晴。暖。
昼前に出て、グラフロ西側の道を歩き、西梅田のJR高架をくぐって、桜橋の某院へ。
半年ぶりの健診である。
午前中に検体検査を済ませ、午後の健診まで近所をうろうろ。
大阪駅の南側を歩くのは久しぶりである。
旧中央郵便局の跡地に高層ビル完成間近。JRタワーとなるらしい。
某院西側の壁抜け猫と久しぶりに対面。
*
変わりなくて何より。
13時、某院に戻り、待合室で診察を待っていたら、NHKニュースで「ガーシーこと東谷義和(51)を動画配信サイト上で著名人ら3人を常習的に脅迫したとして東京地裁に逮捕状を請求」の速報。
これは楽しみなことである。
健診結果はきわめて良好であった。次はまた半年後。
グラフロ西を歩いて帰館。
適度な運動、良好な検査結果、なによりであった。
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