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10月21日(月) 穴蔵
平日である。
午前、近所の某院で定期健診。数値は正常……といわれるが、低血圧ではないか心配になる。
穴蔵に戻り、あちこちに連絡色々。明日は播州龍野行きとなる。
午後、梅田うろうろ。平日だがインバウンド多く、裏道散歩して帰館。
また夕刻まで雑件処理。SF系のことは何もせず(できず)。
殺し屋の宍戸錠が「どうも雑用が多くていけねえ」とつぶやいたシーンを思い出す。
専任料理人が並べた数皿でビール、酎ハイ。
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本日は標準的なメニューというか。居酒屋メニューより少し家庭料理寄り。
早寝させていただく。
10月20日(日) 穴蔵
秋晴れ……というより、晩秋の寒い1日。
またコタツは出さないが、寝具や衣類はそろそろ冬物を用意した方がいいような。
……と思いつつ、面倒で何もせず。
終日穴蔵。
人出が多そうで外出もせず。雑事はすべて明日(平日)に送る。
10月19日(土) 穴蔵
曇。昼間から雨になり降り続く。
終日穴蔵。色々読んだり、昼寝したりしているうちに夕刻となる。
専任料理人に数皿並べてもらってビール。
最後にキャラメルリンゴのケーキというのが出てきた。
*
紅玉が並び出したから作ったのだとか。
これで白ワイン。早寝。
10月18日(金) KLL例会
薄曇。過ごしやすい秋の日(テレビは暑い暑いと騒がしいが、わたくしは与しない)。
昼前に出て阪急で兵庫県(三宮)へ越境。こちらも(衆院選/県知事選というのに)静かなもの。
東遊園地を散策。秋の花が咲いていた。
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去年に較べると少し寂しいような。
午後、区民センターで神戸文芸ラボ(KLL)の例会。
JRのトラブルなどで少し遅れたが、久しぶりにメンバー全員が顔を揃えた。
例によって合評よりも雑談の方が長く、「音楽(合唱)」「映画(TVドラマ含む)」「電子コミックサイト」「舞台演出」に関する議論が半分以上となった。
後期高齢者が半分以上だから、鑑賞の仕方も大きく異なる。
わたくしは「現物」を読む(見る、聴く)まえに批評を読むことはめったにないが、媒体が多様化し、作品が量産される時代にあっては、こんな姿勢を貫くのは無理らしい。
そもそも批評家というのが、職業として成り立たない(小説家もそう)のだから。
KLLの目指すところは、それでも「活字媒体」のはず……なんだがなあ。
難しい時代になっておるのだ。
10月17日(木) 穴蔵
晴。秋晴れの1日。
ほぼ終日穴蔵。色々読んだり少し書いたり昼寝したり。
外出は昼、タカセ市場まで。重量物(飲料系)の運搬のみ。
・昨日の横浜市青葉区の強盗殺人事件の続報。目が離せない。
複数の土足の足跡、不審者目撃情報など、一連の闇バイト強盗との関連は濃厚である。
「憂鬱な田園」でなんということをやってくれるのだ。
・西田敏行氏の訃報。76歳は若すぎる。まだまだ、80歳、90歳の役柄があったはずだ。
歌手やタレントとしても活躍されていたが、やはり役者であり、「名優」であった。
1度だけお目にかかったことがある。
1981年2月、東京でのあるパーティの流れで、深夜にSF関係者と四谷の某ライブハウスになだれ込んだ。
山下トリオ出演日で、そこにタモリが西田敏行氏を連れて現れた。
それから明け方まで大騒ぎになったのだが……西田さんにはタモリが紹介してくれて握手を交わした。
やがて山下トリオの演奏でなぜか「宇宙船が危機状態に陥る場面」が演奏され、タモリの司令官が危機回避の指令をつぎつぎに発する……そんなライブが続くところに、西田敏行がコンピュータの声で、
「バクハツマデアトニフン」
これはバカ受けであったなあ。
西田氏、33歳の時のはずである。
10月16日(水) 穴蔵
薄曇。穏やかな秋の1日。終日穴蔵で過ごす。
・横浜市青葉区で高齢男性が緊縛された死体で発見されたというニュース。
身内ではないかとびっくりする。
テレビで見ると、丘陵の麓の屋敷で、別人であった。
青葉区鉄町で、ここの百年前の風景は佐藤春夫が「田園の憂鬱」で詳述している。
再読。昔は「草深い農村」であったが、背後の丘陵は今も変わらないようである。
※10月20日に強盗殺人犯のひとり(宝田真月・22歳)を逮捕。やはり闇バイトで、関東の一連の強盗事件つながり。
指示役の名が色々あがっているが、中に「夏目漱石」というのがいる。青葉区事件で「佐藤春夫」を使ってたら粋なんだが、連中にそんなセンスは期待できないな。(10/21)
10月15日(火) 穴蔵
やっと連休明けの平日。
衆院選の公示日で、テレビでは各党(聞いたことない政党もあり/聞いたけど忘れてるのか?)の党首が色々出てきて、騒がしいこどである。
外出は郵便局往復のみ。あとは終日穴蔵。
公園横の掲示板にポスターが4枚貼られていた。
選挙カーがうるさいことだなと覚悟してたら、静かな平日である。
今回の選挙、うちの選挙区に限れば、結果は見えている。それで静かだとは思えないが。
昼間、眼下の「市営廃墟」の草むらでトラが3匹、体を寄せ合って昼寝していた。
* *
涼しくなって寝床を屋根の上から雑草の中に変えたらしい。これから寒くなると、居場所をどこに移すのか。
そうか……ここが「廃墟」になってはじめての選挙なのだ。
以前は、ある宗教関係の住民が多く、選挙カーを向かい側の道路にとめて演説することが多かった。
ノラもわたくしも安眠できるわけだ。こんな日が続いてほしい。
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