HORI AKIRA JALINET

『マッドサイエンティストの手帳』211

●マッドサイエンティスト日記(2001年9月後半)


主な事件
 ・眉村卓ご夫妻を励ます会(18日)
 ・魂を打ち抜くジャズドラマー MORIYAMA JAZZ NIGHT (22日)
 ・難波弘之「A.P.J(Acoustic Progressive Jazz)」(27日)

2001年

9月16日(日)
 終日ごろ寝。テレビはアメリカの報復作戦の予想ばかりである。昨日実家の書庫から持ってきた数冊、桂米朝「落語と私」、相倉久人「ジャズからの挨拶」などを再読。
 何もしないでいる生活はいいなあ……当たり前のことだけど。
 家族さえいなければ、このまま余生は冬眠生活で過ごせるのだが。
 今週末から来日、森山威男グループとのセッション予定だったテナーのジョージ・ガゾーンが飛行機の事情?で来られなくなったらしい。TUCでのコルトレーン・ライブはどうなるのか……同時多発テロ、こんなところにも影響しているのだ。

9月17日(月)
 本日も何もしないでいたかったのが、そうもいかない。
 ウズベキスタンへ運ぶ予定のタイムマシン、どうも情勢がきな臭くなってきた。今のところ「予定どおり」という。となると、厳寒の1月にタシュケント行きか?
 だがニュースでは、一部日本人が引き上げ開始らしいし、ビンラーディンがウズベキスタンに移動している可能性も報道されているではないか。
 電話と自転車で市内ウロウロだけでは情勢皆目わからんなあ。
 タイムマシンで大儲けした資金隠匿のために銀行へ行く(←あまりマジメにとらないでね、エシュロンくん!)
 ロビーで先週の週刊朝日を読む。「外務省は色魔殿」という記事が出色である。
 要約すると以下のようなことか。
 松尾や浅川が露骨に遊びまくっているのに誰も何もいわなかったのは、外務省の伝統で、昔からこんな職場なのだという。
 ・アルバイト女性や女性職員は競争で口説かれる。これをコマすのが勲章になる。
 ・官僚はその「勲章」の点数を競い合う。
 ・点数のランクは、ホステス→アルバイト女性→ノンキャリ女性職員→キャリア女性職員と高くなり、一番点数の高いのが女性記者、女性キャスターだという。
 むむむ。まあ本当の話だろう。
 だが、記事に不満が残る。
 朝日のダメなところは2点。
 外務省に「三悪人」がいて、松尾と浅川がそうだというが、もう「一悪人」は誰なんだ。はっきり書けよ。
 いちばん不満なのは、官僚が「得点競争」をやってきたのなら、今の最高得点保持者は誰なんだ? 高得点あげたヤツがいるなら、そりゃハーバード大出の女性キャリアを「ゲット」したヤツだろ? 誰なんだ。得点に至らずとも果敢に挑んだアホがいないはずはない。……モラルをどうこういっとるのじゃないよ。週刊朝日の取材の不徹底に文句をつけとるんだよ。
 まあ、外務省、今は話題がそれてほっとしとるのかねえ。

9月18日(火)
 今日も朝からテレビ。ニューヨーク株式、650ドルほど下げて9000ドルを割る。暴落確実だな、報道では暴落には至らずという見解だけど、誰が信じるか。昨日大金を移しておいてよかった。(←あまりマジメにとらないでね、エシュロンくん!)
 昼前に「穴蔵」を出て上京。
 17時ちょっと前に東京會舘へ。
 「『日課・一日3枚以上』1500話記念 眉村卓・悦子夫妻を励ます会」に出る。
 off
 眉村さんが悦子夫人のために毎日書き続けておられるショートショートがついに1500篇を越えた。私家版の『日課・一日3枚以上』は10刊(1000篇まで)に達している。
 日本ペンクラブが音頭をとっての激励パーティである。
 色々な意味での後輩としては欠席する理由がまったくない。
 100名ほどで、盛会というよりも、本当に親しく長年のつきあいのある人たちが多い雰囲気である。ペンクラブだけに偉い方々が多く、わしなんぞはまったくの若輩者であるが……。
 下重暁子さんの「早朝の喫茶店で」(998話)朗読で開会。
 挨拶は、加賀乙彦氏、同級生氏、サントリー副社長氏、主治医氏。
 加賀氏「『日課・一日3枚以上』はたったひとりの読者のために書かれた作品だが、眉村さんの新生面を開くもので、代表作のひとつ。また病人が一日一話ずつ読んでいく作品として長く読み継がれていくだろう」……なるほど。
 三好徹氏の音頭で乾杯。
 親しい新聞記者・F堀氏の顔も。
 ぼくは前に某コラムに「SFは基本的には観念小説だが、『日課・一日3枚以上』は全体に私小説の雰囲気が漂っていて、いわば自然主義文学と融合された代表作……」などとちと浮ついたことを書いている。まあ間違ってはいないけど。
 もうひとつ書くと、眉村さんの「大長編」はこうした「短い作品の連載」と並行して進められることが多い。「引き潮のとき」には雑誌「「SEMBA」に『大阪の街角』にまとめられたエッセイが連載されていた。『日課・一日3枚以上』は一部「カルタゴ」と重なっているが、ぜひまた大作に取り組んでほしいものだ。
 off off off

 SF関係では、柴野夫妻、石川喬司、豊田有恒、高齋正、田中光二、山田正紀、なんと鏡明! 谷甲州、新井素子の各氏ら。50になったという谷甲州氏ですら最若手の雰囲気である。あ、雰囲気にそぐわぬ嫌なのも一個いた。……おれが難詰する筋合いではないが、いちばん嫌な「下等物件」までが来てやがる! ったく、放し飼いはやめてくれよ、飼い主さんよ。ヒモはヒモで繋いでおけ。などと口に出かかるが、むろん楽しい会の雰囲気を壊してはいけないからぐっと我慢するのであった。
 途中、新井満氏の詩のシャンソン風朗読と森みどり氏のピアノで即興演奏による「三枚目の男」。……ただ、平均枚数は6枚強だそうである。
 眉村さんは挨拶で「ボツになった作品がかなりある」ことを明かされた。かなり厳しい読者らしい。
 加賀乙彦先生に挨拶しようと思ったら早めにお帰りであった。……加賀先生(小木先生というべきか)は、詳しくは書かないがごく近い身内の縁で、30数年前に上智で教鞭をとられていた時から1クッションおいて話を色々聞いているのである。キーは後の『宣告』のモデルになる人物であるのだが。であるから、『フランドルの冬』以来の愛読者といってよく、某SF作家の出世作といわれる中編なぞ、読んだとたんに『フランドルの冬』のパクリ(というか見事な換骨奪胎)とわかりましたよ……なんてことを石川喬司さんに話したら、例によってちょっと驚いた目つきと早口で「あ、正田昭については別冊サンデー毎日で記事を担当したことがある」「ええっ、あの『独房の名人』という記事ですか!」という、とんでもない話になった。正田昭の「サハラの水」が芥川賞候補になる前後と思う、獄中の将棋の名人に関する記事はぼくも読んでいて(確か兄から回ってきた)、昭和35年頃、SFマガジン創刊よりも前のことではなかったか。
 実家書庫を探すと出てくるかもしれない。
 しかしまあ、色々なことがつながっているものだなあ……。
 最終ひかりまで時間あり、1時間ほどSF関係者と雑談したかったが、ともかく今岡清という変態性欲者と同じ空気を吸っているというだけで気分が悪くなってくる。こちらには一点の非もないのになぜ東京まで来てこんな嫌な目に遭わねばならんのだ、ったくもう。変態の上に恥知らずだから始末に負えない。
 ちょっと先に出て、有楽町から銀座、山野楽器へ。またもデフランコやケン・ペプロフスキーのCDなど数枚。CDを買うと、あとは一刻も早く帰り着きたくなる。やっぱりジャズ・クラリネットが一番気分が安らぐ。これからはボンクラ息子のCDウォークマンを借りてくるか。さらば東京。つぎは小松左京賞の時か。まさかここへ変態性欲者は来ないだろうな。SFとはなんの関係もないからなあ。
 深夜帰宅。

9月19日(水)
 かんべむさし氏の知人に「靴でビールを飲む」のを特技とする男がいる。なんでも業界で不始末をやった時、お詫びの席で、自分の靴を差し出してビールを注いでもらって飲み干す。これで十数人の席を一巡したのだという。
 十年以上前、某スナックで実演してもらったことがある。
 あまり気持ちのいいものではなかったが、本人に聞けば、結構病みつきになるらしい。
 ……榊東行氏がSF作家クラブに入会という知らせを読んで、『三本の矢』の終末近くに出てくる「靴ビール」を思い出したのである。

9月20日(木)
 ちょっと用事があって朝5時過ぎに自転車で梅田通過。
 梅田センタービル前の「定位置」にルン吉くんじーーーーっと物思いにふけっている。ここ数ヶ月、すっかりここが寝床になってしまって、もう一月以上、ウチの方には帰ってきてくれない。
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 急に涼しくなって、明け方は防寒服でもいいようである。
 昨年11月からずぅーーーーーーーーっと着たままのピンクの防寒服、すっかり汚れてしまったなあ。都会へ出た子供が街の汚れに染まっていくのを見る親の気持ちはこんなものだろうか……。
 本日からしばらく専属料理人が不在。
 面倒な自炊生活が始まる。今岡がお手伝いに来てくれないものだろうか。

9月21日(金)
 世間が明日から3連休らしく、関係ないはずの吾輩でも片づけておかねばならぬ雑用が色々発生。これに料理と洗濯が加わるからかなわん。掃除はしない。
 晩飯はボンクラ息子その2が炊く。米の研ぎ方を見ていたら、シャッシャッと手刀風で結構凝ったことをやっておるではないか。わしゃ「切る」「茹でる」「温める」「並べる」「洗う」しかできない。「焼く」「炒める」「蒸す」「煮る」「揚げる」はまったくダメである。「焼く」「炒める」はボンクラ息子その2の方がうまいのであった。

9月22日(土)
 涼しく秋晴れである。掃除、洗濯、プランターに水やりの後、昼過ぎに出かける。
 可児市でのMORIYAMA JAZZ NIGHTへ行く。
 帰宅は0時直前であった。

9月23日(日)
 終日仕事……のつもりで部屋でボケーーーーッとしているのであった。
 久しぶりに夜テレビで「戦争」以外の宇宙番組を見ていたのだが、途中で居眠りしてしまう。いかんなあ。どうしても夜型に移行できない。

9月24日(月)
 専属料理人、本日もまだ不在。
 早朝から洗濯、プランターに水、ゴミ出し。
 朝のニュース。タリバンが「国外退去をビンラディンに伝えるにも所在が不明」といったとか。そんなら最初からいえよとつっこみたくなるが、政治は我慢くらべみたいなところがあるからなあ。米軍のアフガン包囲網、着々と形成中か。……などと考えていたら電話。てっきり出勤日と勘違いして出てきたら休みだったという男から。近所のモーニングサービスで朝飯兼雑談1時間。
 またも中央アジア方面の予定に暗雲?
 困ったことだ。

9月25日(火)
 朝から本町。午前9時の開店を待って某銀行地下の貸金庫からタイムマシンの資料を出し、あたふたと西の方向の別荘工場へ。アフガン対策、色々とたいへんである。(←あまりマジメにとらないでね、エシュロンくん!)
 午後、龍野の実家に寄る。
 帰路、電車の中で「新潮45」10月号を読む。楡周平氏の『図書館栄えて物書き滅ぶ』は重要な問題提起である。この記事が読みたくて買った雑誌であったが……。
 同号の、佐野眞一『「買春判事」と「泰子」をつなぐ迷宮の鎖』はひどい記事である。この人、『カリスマ』の粘着的取材は買うが、ダイエーの店舗描写に誇張が目立った。思いこみ先行傾向が気になっていたのだが、案の定これがエスカレートして、もうこの記事では、独断に当てはめる材料探しに「買春判事の親元」へ行ったとしか思えない。ペケである。この「堕ち方」のひどさはただごとではない。急速にボケが進んできたのではないか。ともかく、久々に読む悲惨な記事。梨元がまだましに思えるほどである。
 専属料理人やっと帰宅。静岡の、ひらき、黒はんぺん、桜エビのかき揚げなどが並ぶ。

9月26日(水)
 朝から某銀行。タイムマシンの資料を金庫に保管する。出し入れ凍結されたらどうしよう。(←あまりマジメにとらないでね、エシュロンくん!)
 夕刻、メールアドレスがわからないので、楡周平氏に直接電話。小生としては珍しいことである。『図書館栄えて物書き滅ぶ』について。30分近く、色々と話す。まだ面識はないのだが、「会社員時代」には共通の知人がいる関係なのである。慶応の大学院在籍で、これは研究テーマでもあるらしい。
 夜、近鉄優勝……なんと北川が代打逆転満塁サヨナラホームランで優勝を決める場面をテレビで見る。……史上6人目というが、最初は巨人の樋口であった。水原監督時代だ。あれは1954年か55年ではないか。小学時代で、ラジオで実況放送を聞いたのを覚えている。それからひと月もしないうちに今度は阪神の藤村がやったのではなかったっけ。こちらは1点差だったと思うけど。これに「優勝決定」が加わるからたいしたものだ。いてまえ打線恐るべし。
 夜中、難波弘之さんから電話、現在名古屋、明日大阪「ミスターケリーズ」に出演という。もちろん行きまっせ。

9月27日(木)
 夕方、専属料理人と地下街を歩いて「ミスターケリーズ」へ。
 堂島地下センターの西100メートルほどのところで、ウチから徒歩20分。梅田地下街を北端から南端まで歩く感じである。細部の確認にちょうどいい。
 なんと菊池誠さんと同テーブルである。菊池さんは仙台在住の時以来、追っかけに近いらしい。12、3年前「センス・オブ・ワンダー」を梅田のアム・ホールで聴いた時も同じ会場にいたことが判明する。
 本日のユニットは「A.P.J(Acoustic Progressive Jazz)」というトリオで、難波弘之(p)、水野正敏(el-b)、池永一美(ds)。このメンバーによる13日連続ツアーの5日目。
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 よく考えてみるとライブで難波さんのアコースティンク・ピアノを聴くのは初めてである。したがって三人とも初めて聴くメンバーである。(ただし、専属料理人のいうには、ドラムの池永さんはどこかで聴いたことがあるという。ロイヤルホースか、大阪のどこかで接点はあったかもしれない) 実質的なリーダーは水野さんらしい。リーダーアルバム『電気スタンダード・ジャズ』がリリースされたばかりで、ここからも数曲。プログレ・ジャズの定義はよくわからないが、ロック、フュージョン通過後のごくオーソドックスなピアノ・トリオ。ドラムの池永さんはてっきり20代の印象だったが、パンフを見てびっくり、もう40だ。難波さんも凄く若く見える。年相応なのが水野さんで、この人のMCがコテコテの大阪弁漫談だから(「ほんなら次のMCの前にちょっと一曲……」といった調子)、演奏との落差が凄い。このMCはピアノの岸ミツアキと並ぶのではないか。
 池永さんのドラムにも驚いた。会場から「エルビン・ジョーンズをどう思うか」という「質問」があり、水野さんがギャグにしてかわしたが、これは見当違い。トニー・ウィリアムズ以降に新しいドラマーなのである。
 ワインなど飲みながら2ステージ。
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 終演後、難波さんたちとちょっと雑談。水野さんがオフステージでは黒縁眼鏡でどちらかというと学究肌のインテリという雰囲気なのにまたも驚く。ジャズメンの場合、舞台で気むずかしそうな人でもたいていダシャレいったりするのが、どうも正反対みたいである。
 ウチの専属料理人、難波さんと会えてすごく感激している。学部が違うが同年で、難波さんは当時から抜群の貴公子であったらしい。であるから、いっしょにお話できたなんてことになると、同級生に「自慢」できるのだそうである。誰のおかげだと思っとるのだ。少しはおれに感謝しろ。
 0時過ぎまで。
 地下街歩いて帰宅。ガラガラの地下街、最後の追い出し時間で、最後まで開いている通路がどこかなど、これはこれで取材になる。

9月28日(金)
 終日仕事……のつもりで部屋でボケーーーーッとしているのであった。
 夕方、長島監督の退任ニュース。まあこれは時代の流れであろう。が、あとが原とは。ははは。松井が入団した時、すでに原より松井の方が凄かったんだからなあ(アタマも!)。前途多難であろうなあ……。

9月29日(金)
 4時に目が覚めてしまう。涼しく、夜明けの雰囲気がいいので、自転車で淀川堤防を1時間ほど走る。長袖厚手のシャツでちょうどいい気温。
 あとは終日仕事……のつもりで部屋でボケーーーーッとしているのであった。
 午後、渋谷毅/森山威男のデュオ『しーそー』を買ってくる。
 スイング・ジャーナルのCD評で三澤なんとかという「評論家?」が何かほざいておるが、耳が不自由(明きメ××の聴覚版はなんというのか? 耳の穴が節穴かな)なのではないか。だいたい、わしゃSF同人誌でもプロレスのアナロジーでSFを語ることを禁じてきた。アナロジーはレトリックのひとつだが、本質に迫るものではない。三澤の論評はファンジン以下のレベルでっせ。
 夜、テレビで『You've got mail』を見る。【森山研】バンマスによれば、これは「夕方迷路」と読むのだそうである。 ……ネット時代の新しいラブ・ストーリーかと思ったら、意外に古風。「電話」を介してトニー・カーチスとドリス・ディが演じた『夜を楽しく』のE-mail版ではないか。男側が先に相手を知って手玉にとる設定も同じ。日本だとテレクラですっぽかされるのはたいていアホ面の男なんだけどね。あ、アメリカでも現実はそんなものかな。

9月30日(日)
 と、夕方迷路を見て23:30頃に寝たはずが、3時に目が覚めてしまった。
 腹が減って、ひさしぶりに自転車で、滝川雅弘さん推奨の「野田のおでんや/さぬきや」へ。午前4時というのに、やっぱり大盛況。たいした店だ。
 帰りは国道2号線を東にひた走って梅新交差点から梅田地下街の「オープン」状態を調べながら帰る。
 午前5時、ルン吉くん、やっぱり梅田センタービルちょっと南、20分200円の駐車場前、放置されたラーメン屋台の横の定位置でじっと瞑想している。
 off
 最近は横になるよりも座禅状態が多いなあ。……あとひと月ちょっとで「ピンクの防寒服1周年」になる。何か記念行事を考えた方がいいのだろうか。などと愚考しつつ午前5時帰宅。
 朝刊を読み終えた頃から雨になる。
 運動会とか御堂筋パレードとか、関係ないものの、どうなるのか気がかりである。
 善良な市民諸君が気がかりで仕事が進まない。嗚呼……
 「10月1日では遅すぎる」のであった。
 ……さあ、明日は「第2回小松左京賞」の日だ。平谷美樹さんからもう1年なんだなあ。


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