『マッドサイエンティストの手帳』464

●マッドサイエンティスト日記(2009年10月後半)


主な事件
 ・滝川雅弘カルテット(20日)
 ・コスモス畑・馬場地区(27日)
 ・盛々亭閉店(29日)
 ・SF検討会(30日)
 ・マホガニーホール(31日)
 ・大阪ショートショート大賞(31日)


10月16日(金) 播州龍野の日常/チョロQはどうなった?
 本日も秋晴れ。ここは北京か。
 相も変わらず下男仕事に勤しむのであった。
 気になるニュースふたつ。
●JR福知山線脱線事故で、JR西日本が「公述人」に働きかけていた問題で、山崎正夫が公述人候補の国鉄OBに現金10万円を手渡していたという。
 このこと自体は驚きもしない。やりそうなことだから。
 で、やはり思い出すのはチョロQ問題である。
 山崎正夫が山口浩一に渡したチョロQは10万以上の値打ちがあるのではないか。
 先日、「鉄」の某ンプ氏が写真と一緒にチョロQ情報を提供してくれた。
 鉄関係のチョロQにはレアものがあって、結構高額でやりとりされているらしい。
 
 ちなみに、↑は某ンプ氏所有の鉄チョロQのごく一部。坊ちゃん列車、大井川鉄道C11、関電トロリーバス、釧路湿原のろっこ号、0系新幹線、江ノ電などという。
 山崎正夫も山口浩一も「鉄」なのではないか。
 趣味と実益を兼ねた幸せな人生だったんだろうな、悪いことさえしなければ。
●神戸の「NTT西日本―兵庫」営業担当課長代理、板倉大明(たか・よし)46歳が、取引先(販売委託先)の女性を強姦(無理やりわいせつな行為をしてけがをさせた……などと伝えてるけどね)して逮捕されている。板倉は避妊……じゃなかった否認。
 「契約を打ちきるぞ」と脅してホテルに連れ込んだという。
 被害者の所属は「NTT販売パートナー」か?
 板倉大明はむろんとんでもない野郎だが、NTT販売パートナーの矢野が関わっているかどうか、気になるところだ。矢野はとっさに所在地を「神戸市東灘区」といったからなあ。
 板倉みたいなやつが「飴と鞭」で、いうこと聞いた相手には電話番号リストを渡しているなんてことは十分考えられるからなあ。
 板倉(容疑者)を逮捕した大阪府警諸君の健闘を期待する。夕方のNHK神戸のニュースで板倉の顔を見たけど、「叩けばホコリの出る」顔つきだぞ。

10月17日(土) 播州龍野の日常
 下男仕事以外はなにもせず。嗚呼。いつまで続くぬかるみぞ。
 加藤和彦氏の訃報。どうやら自殺らしい。
 他人事とは思えない。
 しばらくテレビ報道が騒がしいことだろうが、おそらく老人性鬱病であろう。
 夕方ビール飲みながら報道番組(NHKが子供ニュースなので切り替えた民放)に民主の管ちゃんが出てきてしゃべっとる。
 15分ほどのを要約すると、
 「国家戦略室というのは空き部屋で、閑職なのでは?」
 「これからスタッフを集めます」
 というのだが、やめてくれよ。「ブレイン」とか称するハゲ頭のチンカス三百代言・五十嵐敬喜なんてのが出てきたら、日本は破滅だぜ。
 なんだか嫌な気分になってきた。
 午前中の曇天が夕刻には秋晴れになったが、気分は梅雨空である。
 悪夢を見そうな。

10月18日(日) 播州龍野の日常
 秋晴れの下、下男は働くのであった。
 今年の6月から、播州龍野の実家の敷地内(庭と元畑地、塀の外側)に咲く花を撮影しているのだが、夏から秋にかけて咲く花がほとんどないことがわかってきた。
 8月は百日紅のみ。
 9月は彼岸花のみ。
 10月はなにもなし。
 神無月ならぬ花無月かと思っていたら、庭の隅に金木犀が咲いているのに気づいた。
 写真は……よろしいか。
 あの黄色いゴミになるの、一応「花」なんだよね。
 塀の外の掃除が手間で、好きな木ではない。嫌な木である。老母亡きあとは切り倒してやるつもりだ。
 と、何もかも面倒になってきてイライラしているのである。
 明日は出所。

10月19日(月) 播州龍野→大阪
 下男仕事を片づけてから、昼間の電車で帰阪。
 穴蔵に戻る。
 とりあえず昼寝。
 晩酌の後、静かに本を読みつつ早寝……のつもりでいたら、20時から、耳障りなピアノ音がボンボロリンボンボロリンと聞こえてくる。どこの部屋か? めったにないことなのだが。嗚呼。こちらは疲れていて、ともかく眠りたいのである。
 騒音被害で隣人を刺すやつの気持ちがわかるなあ。
 しかたなく、また起きて、小音量でCD流しつつ雑事の処理。
 21時過ぎ、やっと静かになった。
 明日にでも、どこかから苦情が出ていないか、管理人にそれとなく訊いてみよう。
 理事長をやってたとき、ゲーム音(太鼓の音)がひどいという複数の苦情があり、調べてみると、ある特定の部屋の上下・左右・斜めの7室から苦情があった(あと1室は空き部屋)。その図をもとに抗議したが、最初は「うちではない」と言い張ったものなあ。
 そもそも(一人暮らしではなかったから)騒音発生源の部屋の家族はどんな神経なのであろう。
 困ったものよ。

10月20日(火) 穴蔵/滝川雅弘カルテット
 終日穴蔵。
 昨夜からの続きで、某ショートショート・コンテストの応募作十数編を読み返し、最後の数編については減点法(あら探しともいう)によって順位をつけて、選評を書く。
 詳しくは後日発表となるが、ここ数年のうちでも抜群にユニークなのが一篇あって、選考委員としては嬉しくなる。
 だんだん元気になってきた。
 仕事しているとストレスがなくなるというのも不思議だが、そんなものである。
 夕刻に近い午後、自転車で出かける。
 青空書房に寄ってちょっとお見舞い。
 ワイルドバンチに寄ったら、ちょうど高瀬進さん(高瀬アキさんの兄貴といってはいかんのである。映画関係では有名だし、今もジャズ関係その他のプロデュースで多忙)が来ていて、しばし雑談。おれとしては『地平線がぎらぎらっ』のロケ地(赤城山麓/北関東と思っていたが、高瀬さんはジェリー藤尾自身から聞いたという)が確認できたことが収穫であった。
 夜は谷九のSUBへ行く。
 滝川雅弘カルテットのライブ。
 滝川雅弘(cl),辻佳孝(p),権上康志(b),佐藤英宜(ds)
 
 ほとんどカブリツキで聴く。スタンダードからデフランコ・ナンバーまで堪能。
 珍しくもポギベスから「If Ain't Necessarily So」も。
 リードを2ケース計20枚くらいを並べて次々と取り替える様子が、『十三人の刺客』で西村晃が演じた剣客(刀を並べておいて斬りまくる/最期が凄絶)みたいで面白いなあ。※
 深夜の帰館となる。
 ※滝川さんは『七人の侍』の宮口精二(久蔵)に似ている常々感じている。ストイックな姿勢といい容貌といい。だから、リードを交換する姿が『十三人の刺客』の西村晃(平山九十郎)を連想させるところが面白いのである。おれは平山九十郎は久蔵に対する批評的役柄と思っている。剣の道を究めたはずが、剣を失うといかに無様になるかというアイロニーが素晴らしいのである。いっとくけど、両作品ともに大好きで、繰り返し見ている。

10月21日(水) 穴蔵/ウロウロ
 本日も秋晴れなり。
 穴蔵にて、少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
 昼前からナンバへ。
 昼飯食ったりしつつ、日本橋でタイムマシンの部品調達。
 いつもなら新世界方面へ流れるところ、本日は北上、黒門市場へ行く。
 丹波の黒門店にて「きさらぎ漬け」を少しばかり購入する。
 明日、播州龍野へ持っていくのである。
 ということで、夜は専属料理人に数皿並べてもらってビール。
 あと「きさらぎ漬」で、先日「沢の鶴資料館」で買った原酒をいただく。
 
 たまらんなあ。↑これ全部食べるわけじゃないよ、塩分過多だもの。つまむだけ。
 そろそろ寝るのである。
 野尻抱介さんが空飛ぶパンツを試作している。
 たいしたものだ。
 感心し感動もして、しかし「先生、何やってんすか!?」ともいいたくもなるなあ。

10月22日(木) 大阪→播州龍野
 早朝の電車で播州龍野へ移動する。
 昨夜、ちと飲み過ぎで、車中ほとんど眠って移動する。
 無事にたどり着いて「下男モード」入りである。
 たちまち夕方。秋の暮れかな。
 20時過ぎ、そろそろ就眠である。

10月23日(金) 播州龍野の日常
 昨夜21時前に寝たら、23時過ぎ、0時半、2時、3時半と目が覚めて、ちょっと本を読んでは、またうたた寝の繰り返し。
 午前4時半に朝刊が届く気配がしたので起床する。
 終日下男仕事。合間に断続的に昼寝。
 アタマ働かず、体がだるい。
 本日も早寝……のつもり。
 熟睡できんなあ。

10月24日(土) 播州龍野の日常
 午前3時に目が覚めた。
 5時間ほど寝たのだから、まあ普通のはずが、体調いまひとつ。
 最小限の下男仕事の合間、ほとんど寝そべって本を読んだりCDを聴いたり。
 終日、敷地内から出ることなし。
 四国を歩き遍路中のぶんきちくんは、雨のなか、ついに足摺岬に到着である。
 少しは見習わねば。
 明日はしばしの出所である。早寝する。

10月25日(日) 播州龍野→大阪/穴蔵
 アルコール抜きで寝たら、午前1時過ぎに目が覚めて眠れなくなってしまった。
 しばらく本を読んで、3時に起床。
 室温19℃で、10月下旬にしては暖かい方かな。
 4時過ぎに朝刊届く。
 5時にテレビニュース。たいした事件はない。
 鳩山が「東アジア共同体」とかいい出したらしいが、ネボケ頭にはよくわからん。まあ「約束」でなれけば何いってもいいけど、なんだか「東アジアマントル連合」を思い出すなあ。これは全冷中に対抗する組織だが、覚えている人は少ないだろうな。
 お、本日は6時過ぎに老母が起きる気配あり、ありがたや、早速朝食の用意。
 6時半には朝食と洗濯を済ませてしまう。
 後刻「助っ人」が来てくれるので、おれは7時1分本竜野の姫新線に乗り、大阪に8時43分に到着、9時の帰館となった。
 これは土日だからできる早業。平日だと通勤ラッシュで無理である。
 ということで、あとは終日穴蔵。
 本日はミナミで「MINAMI JAZZ WALK」の日だが、体調いまひとつなので、外出は見合わせる。
 たちまち夕刻。
 たちまち夜。
 数時間昼寝したのに、ビール飲んだら、たちまち眠くなった。
 21時前に寝る。
 と、26日午前1時に目が覚めてしまう。
 悪循環をなんとかしなければいかんなあ。
 ということで26日未明に書いたのがこれ。

10月26日(月) 穴蔵/神戸・大阪ウロウロ
 ということで、早朝に起床して、穴蔵にて雑事色々。
 体調はよくなった。やはり田舎ストレスであったのだろう。
 午後、雨がやんだので、阪急神戸線「御影」へ行く。
 トンボちゃん(阪神大震災で倒壊したジャズ喫茶「トンボ」のマスター)と会う。
 駅前のケーキ屋の喫茶コーナーでヒーコ飲みつつ、ジャズ関係の物々交換。
 「トンボ」は建物は全壊だったが、LPは奇跡的に無事であり、それらはすべて自宅に保管してある、また楽しからずや……なのである。
 11月6日(金)に神戸元町の「JUST IN TIME」で渋谷毅+立花泰彦のライブがある。トンボちゃんも関わっているので、おれも都合を合わせることにする。阪神方面の方、よろしく。
 阪急で梅田に戻る。
 先日の新聞記事によると、阪急デパートの北側の工事にともなってJR東口の歩道から東への通路が閉鎖されて、さらに東の、阪急東通商店街の人出が激減したという。
 本当かいなと、現場を見に行く。
 
 おお、確かに通路は塞がれ、南北のコンコースも狭くなり、頭上はむき出しの構造物や配管。
 なかなかの風情ではないか。
 夕刻の阪急東商店街を歩く。
 心なしか人出は少ないように見えるが、月曜だからなあ。
 この通りの人出が激減したのは、阪急の乗り場が北(三番街の方)に移転した時だろう。
 あの時から「阪急東」ではなくなったのだから、とうぜん阪急の乗客の足は遠のいた。北側(かっぱやDD)にも繁華街が拡大したしね。
 今度はJRの客も減ったということか。
 弱り目に祟り目、泣き面に蜂、貧すりゃ鈍する、藁打ちゃ手を打つ、便所へ行ったら人が入っとる……というパターンだな。
 時代の流れである。おれなんか、東端の「LPコーナー」が閉店した時から、この商店街を歩くことはなくなったもの。
 ということで、ハチに寄ってビール1杯、「ジャズの専門店ミムラ」に寄ってベニー・グッドマンへのトリビュート盤を1枚。
 帰館。
 ということで、専属料理人に色々並べてもらって、ビール飲みつつ、山中千尋『ランニング・ワイルド』を聴く。
 がんばってはいるが、エディ・ダニエルズとバートンの『Benny Rides Again』に較べるとなあ。意欲と試みは買うけど。

10月27日(火) 大阪→播州龍野/馬場地区のコスモス/米朝師匠!
 わ、午前4時に目が覚めた。定刻である。体調は正常に戻ったらしい。
 早朝の電車で播州龍野へ移動する。
 張り切って「下男モード」入り。
 天気がいいので、午後、老母を揖保川町馬場地区のコスモス畑に連れて行く。
  *
 500万本といわれるコスモス、休耕田に咲いているのだが、去年とはエリアがちがう。
 毎年変わるのかな。ともかく休耕田だらけ。
 ともかく広くて平坦だから、眺めは単調。火の見ヤグラでもあればと思うが、こんな見晴らしのいい、しかも人家のない場所にあるわけないか。
 夕刻のニュース。
 桂米朝師匠に文化勲章!
 6時過ぎのNHKニュースでインタビューに応じてはる姿が放映された。
 きちんと話してはった。何よりである。
 87年に紫綬褒章、96年に人間国宝、だいたい10年間隔の快挙である。
 ともに盛大な祝宴があったが(そして声をかけていただいたが)……今度もあるだろうな。
 生きててよかったと思うなあ。
 ということで、盛大にビールを飲んで、そろそろ就眠。

10月28日(水) 播州龍野の日常/晩餐
 わ、午前1時に目が覚めて、また朝刊到着の午前4時まで、寝たり起きたり、眠りが浅い。
 もっとも、夜中に目覚めたのは尿意によるもので、昨夜ひとりで、米朝師匠祝賀でビール・湯割りを飲みすぎたためである。
 朝の気分はまあまあ。
 本日も秋晴れなり。
 本日は特別な日なのだが、面倒だから無視しようと思っていたら、夕刻になって老母が財布を取りだして、
 「今日は誕生日やから、お寿司と何か甘いものを買ってきてほしい。あんたも好きなものを」
 という。
 ボケてないらしい。自分の誕生日は新聞の日付で確認しているのだ。
 五目寿司は好物だから、用意はしていた。
 いまさらバースディ・ケーキでもあるまい。しかし、色気がないので、ケーキ代わりに和菓子を少し買ってくる。
 ということで、相伴で、おれは甘エビ、豆腐工房のヤッコと白和えなどで「龍力」の熱燗。
 好きなものをといわれてもこの程度。
 贅沢しようにも、播州龍野周辺、たいしたものは売ってないから、慎ましいものである。
 国会の代表質問について。
 ネットの某所で見た一文。「免停(自民)が仮免(民主)を批判」……うまいことをいわはるなあ。

10月29日(木) 播州龍野の日常/また閉店
 定刻午前4時に起きて、朝刊を読んだあと、下男モード入り。
 朝7時前におせっかいな来客があったり、血圧の急騰するようなことばかり。
 田舎ストレスがまた溜まってきた感じだ。
 天気がいいし、午後は休養としよう……と、昼前に老母の昼食を用意してから、自転車ででかける。
 先月(9月27日)行った「盛々亭」の「ホルモン正油煮」が抜群だったので、本日も昼ビールといくか……。
 と、なんと店から什器や冷蔵庫などをトラックで搬出しようとしているではないか。
 
 店主の姿は見えない。が、こりゃ明らかに閉店である。嗚呼。
 うどんの数店に続いて、やっと見つけたお気に入りの店「盛々亭」もか……。
 ともかく「ホルモン正油煮」は、おれの知る限り、ここにしかなかったメニューなんだから。
 どうすりゃいいのよ、この私。
 秋風が身にしみる。

10月30日(金) 播州龍野→大阪/SF検討会
 朝から下男多忙である。
 昨夜とつぜん出入りの植木屋から「明朝から剪定させていただきますので」と電話。
 庭木はほったらかしででいいと思うのだが、老母はご近所を気にするらしく、身内が予約していたらしい。
 炊事洗濯に加えてクルマを移動させたり庭の整理をしたりコンビニへ買い物に行ったりゴミ収集日であったり、ああしんど。
 助っ人来たりて役務交替。
 昼間の電車で帰阪。
 さあ、しばらくは大阪での生活となる。
 夕刻かんべむさし氏来穴蔵。
 久しぶりに定員2名内容非公開のSF検討会開催を開催する。
 テーマはSFに限っておらず、いつもは小説作法全般だが、本日はまず落語協会分裂事件。
 三遊亭円楽死去のニュースが流れたばかりである。
 ともかく本会の……というか、個人的には色々あるけど、ふたり共通の関心事として、昭和史の二大事件といえば「三島事件」と「落語協会分裂事件」である。
 当事者(首謀者?)のひとりがまたひとり世を去った。円楽は事件については最後まで沈黙を守り通した。おそらく弟子も語ることはあるまい。昭和は遠くなりにけり。
 その他ぐだらぐだらと3時間以上、焼酎の飲み過ぎである。
 早寝。

10月31日(土) 穴蔵/マホガニーホール/創サポ
 定刻4時に目が覚めた。体調すこぶるよろしい。
 穴蔵にて溜まっている雑事を片づける。
 午後、心斎橋のマホガニーホールへ。
 深澤芳美さん率いる「カロライナシャウト」をゲストに招いてのコンサート。
 カロライナシャウトは3年前にニューサンで聴いて以来。
 開演間際に行ったのだが、白石孝司さんのすぐ前の席に座らせていただした。
  *
 白石幸司(cl),下間哲(tp),深澤芳美(p),田野重松(b),内田光昭(tb)
 リクエストに応えての「スターダスト」が聴かせる(哲っちゃんのペットが素晴らしい)なあ。
 河合良一さんによれば、この曲が演奏されるのは、マホガニーホール開設(30年前)以来初めてという。いかにニューオリンズ・ジャズに徹しているかの証明でもある。
 あとは、ラスカルズやレッドビーンズとの交流セッション。
 白石さんと河合さんの2clで「チャイナボーイ」など聴けて大満足であっちた。
 ふだんはビール飲みながらだが、本日は一口のみ。後があるからね。
 夕刻、北浜経由で天満へ移動する。
 ライオン橋から土佐堀川を眺める。
 
 「たそがれの国」10月も終わりである。月も未練な14夜。センチメンタルになるぜ。
 天満のエルおおさかへ。
 創作サポートセンターの「入講式」と「大阪ショートショート大賞」の授賞式。
 選考委員として出席する。
 受賞作・入選作と選評は後日創サポのウェブに掲載される……であろう。
 今回は面白い作品が集まって、選者としても嬉しかった。

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